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2017年5月11日 (木)

共謀罪許すまじ

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(図は東京新聞 2月17日付けから)

最近テレビで「共謀罪」をめぐる番組中、司会者が「しかし事件が具体的になってからなら分るんですが事前の段階で取り締まるのはなかなか難しいのではないですか?」と質問すると、元検察官なる人物が「いえ、事件は作るんです」と平然と言い放ちました。驚いた司会者が「えぇ!作るんですか?」と聞き直したところで時間切れになり次のテーマに移ってしまったという場面がありました。

 「事件を作る・・・」有名なところではいわゆる「ころび公妨」があります。すなわち身柄を拘束したい人物がいれば、その人の前でわざところび「痛い、痛い」を連発して公務執行妨害の現行犯で逮捕する。そして翌日の新聞には「職務質問しようとしたところ警察官を突き飛ばし逃亡しようとしたので公務執行妨害の現行犯で逮捕、


警察官は全治一週間の軽傷」となるのです。こんな記事今まで何度も見聞きしたでしょう。そして「一週間の軽傷」とはほど遠い長期勾留が待ち受けているのです。そもそも凶悪犯でもないのに数名の強靭な警察官に取り囲まれて逃げようとする訳がありません。

 つい最近も、京都の米軍のXバンドレーダー設置に反対するため大型バスをチャーターして参加者を募り、一律に交通費を徴収したことが運輸局の事業許可をとらずに「商売」をした「白タク」ならぬ「白バス」行為に当たるとして責任者が逮捕されたという「事件」がありました。しかし私たちはこんなバスの利用方法は何度も経験してきたはずです。これが遊園地に行くためだったら警察権力から見向きもされないでしょう。まさに弾圧のために「事件が作られた」のです。

 さて「共謀罪」が強行されると「相談しただけで共謀」「目くばせしただけで共謀」など今まででは考えられない日常が待ち受けています。

 戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」では時のジャーナリスト細川嘉六らが富山県の旅館で開いた慰労会での浴衣姿の1枚の記念写真が特高警察から「共産党再建準備会」の共謀の証拠としてでっち上げられ、約60名が治安維持法違反で逮捕され、拷問を受け4名が獄死、1名が保釈直後に死亡するという大弾圧を受けたのです。「浴衣姿の記念写真」がこんなことになるとは誰が考えるでしょうか!!

 政府は「組織的犯罪集団が対象で一般の人々は関係ない」などと答弁していますが、一般の人々がいつ組織的犯罪集団にされるか分かったものではありません。いやむしろそれが狙われているのではないでしょうか。身近な人さえも疑って、まともに会話もできない社会の中で戦々恐々として生活しなければならない、そんな世の中は絶対にごめんです。「共謀罪」許すまじ。

 秘密保護法、安保関連法(戦争法)そしてこの共謀罪と次々と戦前回帰に走る安倍政権、そして「機は熟した」と勝手に改憲に走る安倍政権、また「国家安全保障会議」(日本版NSC)では国会を無視し閣議さえ通さず首相と官房長官と首相指名の少数者だけで国の重大事が決められるというまさに「大本営」が動き出しています。この国はもうこんなところまで来ています。しかしどんな状況でも私たちは負ける訳にはいきません。この流れに抗らう闘いを必ず作りだしましょう。(会員 Y)

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