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2014年5月25日 (日)

集団的自衛権容認に反対する

安倍首相はこの5月15日、「集団的自衛権行使」を正当化するため記者会見を開いた。

言うまでもないが「集団的自衛権」とはまぎれもなく「軍事同盟」であり、軍隊を持たないはずの日本が何故そのような行動が出来るのかはなから理解出来ません。そしてその会見も矛盾だらけで身勝手極まりないものでした。


米艦船にお母さんと子供たち

まず「年間1800万人が海外に出かけている」と強調し,その人達やPKO要員が「武装集団に襲われても自衛隊は救う事が出来ない」と言うが、それでよいと思う。

PKOそのものが違憲性が高いので論外ですが、一般人がそういう事態に遭遇する可能性は日本人だけでなく世界中どこでもある話で、その場合は一般の刑事事件と同じように現地や当該国の警察権で対処すべきで、自衛隊の出る幕ではありません。  

また憲法13条は「国民は個人として尊重される」とうたっているのを「自国の平和と安全」に勝手にすり替え、「自衛のための必要最小限の武力行使は許される」と結論づけています。憲法9条自体は短く極めて平易な文章なのに安倍はその趣旨を強引に捻じ曲げています。9条のどこに「必要最小限の武力行使は許される」と書かれてあるのか!

「武力の行使は・・・永久にこれを放棄する」といかなる事態でも武力行使は認められていません。 そしてあきれたことに米艦船の中に日本のお母さんと子供たちを乗せたパネルを示し、その艦船を自衛隊が守ることが出来ないとして「この論議は国民の皆様一人ひとりに関わる現実的な問題であります」と意図的に危機感を煽り、恫喝する始末です。

「米艦船の中にお母さんと子供たち」とははなはだ違和感たっぷりと言わざるを得ません。海外の日本人が危険に巻き込まれたケースはこれまでにも何度もありますが、米艦船に助けられたことなど聞いたこともありません。(後でわかったのですが、この「お母さんと子供たち」の絵は安倍自身が指図して強引に入れさせたとのこと、本当に姑息ですね)


立憲主義を否定

安倍はさらに集団的自衛権を含めた法整備で抑止力が高まり「戦争に巻き込まれなくなる」と主張するが、まったくの詭弁という他ありません。集団的自衛権の行使は「巻き込まれる」どころか積極的に戦争を始めることであり、まさに違憲そのものです。

真の抑止力とはどんな事態でもあくまでも外交手段でもって紛争事案の解決に努めることであり、軍事力を相手に見せつけて屈服を迫ることでは決してありません。それを繰り返すならまた「大きな悲劇」が待ち受けているだけです。

そして安倍は最後に「行使容認を争点に選挙で信を問わないか?」という質問にははっきり答えず「演説で国民の生命を守ると申し上げた」などとはぐらかしました。何故「集団的自衛権の行使」が「国民の生命を守る」ことになるのか、まったく不可解です。

安倍は2月の国会答弁で「(憲法解釈の)最高責任者は私だ」と橋下大阪市長ばりの独裁発言をし批判を浴びたが明らかに「立憲主義」を否定しています。


個別的自衛権も違憲

一般的には「集団的自衛権の行使」は問題だが「個別的自衛権の行使」は認められると言われていますが、私見ですが「他国から攻撃を受ければ反撃は出来る」も9条違反だと思っています。繰り返しますがあくまで「武力の行使は・・・永久にこれを放棄する」であって武力による反撃は認められません。百歩譲っても「盾(たて)は持てても矛(ほこ)は一切持てない」と思っています。


歴史を繰り返すな

この5月22日に陸海空自が連携して「離島奪還」と称して奄美群島で上陸訓練を強行しました。これは明らかに中国や韓国に対する挑発行動です。これが安倍の言う「積極的平和主義」の正体です。  

また関西的には、今年2月に開館した京大医学部資料館で、あの石井四郎陸軍中将が率いた731部隊の展示がすぐに撤去されたり、ピースおおさかから先の大戦での日本の「加害」行為の展示をなくしてしまう策動が続いています。  

「特定秘密保護法」の制定や今回の「集団的自衛権の容認」に加えこのような歴史事実の抹殺は再び侵略戦争に突き進むためのものです。このような歴史を繰り返さないため、さらに声をあげ続けましょう。 (会員Y)

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