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2011年4月16日 (土)

税金の垂れ流しはやめてくれ

政府は11日、関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合法案を
閣議決定。伊丹との統合で収益性を高め、両空港の運営権を
外部に売却して関空の1兆円を超える負債の返済を目指す…
と、いうのですが~

なんで関空が赤字になっているのか、
このことについての問題点の掘り下げや、
明確な方針がないまま、赤字の会社と黒字の会社を
くっつけたって、解決しませんよねえ。

むしろ、黒字の会社も沈んでしまう心配だってあるわけで。
そのへんのところ、お役人は考えないんでしょうか?

去年発行された『航空グローバル化と空港ビジネス―
LCC時代の政策と戦略』という本には、
そのへんのことをこう書いています。

「わが国では収支悪化に苦しむ空港会社(関空のことだよね)
救済するために、一括運営を推進すべきという政策
(関空・伊丹統合案ですね)が正当化されるかもしれない。
しかし、単純に黒字基調と赤字基調の2社を統合して
苦境を乗り切るという発想は避けるべきである。
会社処理上の内部相互補助を認めたとしても、
利用便益が改善されないのであれば、結果的に悪循環に
陥るだけである。」

この本の著者は 野村 宗訓という方で、経済学の教授です。
別に空港反対派じゃないです。

こういう意見があるのに、無理無理、統合を
強行しようとしてるんですね。政府は。

関空は、2本も長大な滑走路を持ってるし、
24時間運用もできる空港なんですよ。
だけど、成田空港の半分、羽田空港の3分の1にもならない
11万回の離発着しかない。
開港当初は就航していたアメリカなどの便も次々、
成田空港や韓国の仁川(インチョン)空港に移っていきました。

成田空港のハブ化、羽田の一体運用による
アジアでの航空政策の遅れを取り戻そうとする動きも
ままならないのに、関空がうまくいきますか

アメリカやヨーロッパでは、LCC(格安航空)は基幹空港の
近くにある空港を拠点にする場合がほとんど。

基幹空港である関空をLCCの拠点にするということ自体
おかしいよね。

これまで、関空には補給金という名で700億円を超える税金が
つぎ込まれ、さらに一体運用を支えるために毎年90億円近くが
投入されようとしています。
こんな税金の無駄遣いはもうやめにすべきです。

政府は関空に3兆円近くの税金を投入してきましたが、
その誤りについて私たちに謝ってもらいたい。

空港ができたら、地元が潤うだの、ウソばっかり

補助金どころか、「地元負担」の名で、
私たちの税金が投入され続けているんですからね。

私たちもだまってないで、文句を言っていかないと
政府と財界の都合のいいように税金を使われてしまいますよ。

大阪府民のお荷物、関空はいらんわい

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